～始めてのNゲージ固定レイアウト～
Nゲージ初心者の為のサイトです。蒸気機関区メインの固定レイアウトの完成を目指しています。
■初心者の為のKATO製カプラーまとめ
Nゲージ初心者にとって最初に戸惑うのがカプラーです。とにかく沢山種類があって、しかもカタログにもメーカーHPにも記載が無い物が多くあります。どの車両にどのカプラーが付くのか初心者には訳が判りません(笑)。
そこで自分の整理も含め、簡単にまとめてみました。
ここではKATO製のカプラー(電車除く※)に限定します。(各画像クリックで拡大・PC閲覧を推奨)
※電車は固定編成が多いため
～目次～ (クリックでジャンプ)
2-3, EF66前期形ナックルカプラー(Z01-0224)
2-6, ナハフ11かもめナックルカプラー(Z05-1376)
2-7,２軸貨車用ナックルカプラーセット(28-259)
2-9,KATOナックルカプラー(黒)センタリングバネ付(28-270)
2-10, KATOナックルカプラーセット アーノルドカプラー取付車(28-271-1、28-271-2)
2-11, KATOナックルカプラーセット短(28-272-1、28-272-2)
3-1, マグネ・マティックカプラーMT-7(11-710)
3-2, マグネ・マティックカプラーMT-10 (11-711)
3-3, マグネ・マティックカプラーNo.2001 (11-712)
4-4, マグネティックナックルカプラー カプラーポケット用(28-257)
1, 用語
ベテランには常識でも初心者には聞き慣れない以下の用語は画像を見て下さい。
■カプラー…これは勿論、連結器です。(ナックルシャンクとリップシャンクを組合せる。)
■ナックルシャンク…拳骨形の頭をした柄のパーツ (KATOはカプラーフックと呼称)
■リップシャンク…ナックルシャンクの受け側パーツ (KATOはカプラー受けと呼称)
■カプラーポケット…カプラーがはまる場所、パーツ
2, カプラーの種類
まずカプラーは、①アーノルドカプラー、②ナックルカプラー、③マグネ・マティックカプラーの3つに大別できます。
①アーノルドカプラー
言うまでも無く世界統一規格のカプラーで機関車や単品客車、貨車等に標準で付いてきます。機能的で使い易いですが、欠点はやはり見た目がNGです。
これ以上の説明は特に要らないでしょう。
②ナックルカプラー
その名の通り、げんこつの形をしたカプラーで沢山の種類があります。KATO製なら異なった種類のナックルカプラー同士で連結できます。
車両の取説のAssyパーツ一覧表を見ると規格が記載されています。TOMIX製カプラーとは原則として互換性はありません※。(この画像では便宜上、KATOカプラーNも相互連結できる 為このグループに入れていますが、通常「ナックル」と言うと後述の「ナハフ11かもめナックル」、「EF66前期形ナックル」、「CSナックル」等を指します。)
※ナックルカプラーを穴開け加工すれば連結できる様です。
③マグネ・マティックカプラー
レールに埋め込まれた磁石によってカプラーの自動解放が出来ます。
数種類あり上記ナックルカプラーとも連結出来ます。
「ノ」の字のパーツ、トリップピンがあるのが特徴です。
加工が必要で上級者向けです。マイクロトレインズ社製の製品をKATOが扱っています。
(KATOラウンドハウス製のマグネティックナックルカプラーも便宜上このグループに入れています。)
2-1, KATOカプラーN (11-702)
<単品客車、ボギー貨車、2軸貨車、一部気動車用>
最も一般的な別売カプラーです。
アーノルドカプラー付き車両のほとんどに付きます。
ナックルシャンクとリップシャンクを組み立てて使用します。組立ては簡単でパチッとはまります。原則スプリングは使用しません。
他のナックルカプラーに比べ安価ですが、外見が実感的でないという評判もあります。他の各種ナックルカプラー、マグネ・マティックカプラーと連結ができます。略称でカトカプと呼ばれています。
・20個入り、税別400円
・色違い11-707(灰色)あり
・詳細レビューは【コチラ】
【追記】
・TOMIX製2軸貨車に一部加工で取り付け可。 (【コチラ】)
・MICRO ACE製ボギー貨車に一部加工で取り付け可。 (【コチラ】)
・GREENMAXボギー車に無改造で取付け可(【コチラ】)
・ポポンデッタ製2軸貨車に無改造で取付け可。(【コチラ】)
・河合製2軸貨車に無改造で取付け可。(【コチラ】)
2-2, KATOカプラーN JP A(11-721)
<単品客車、一部気動車用>
上記KATOカプラーNにジャンパ管4本が付いたタイプです。単品客車の中間部に最適です。
編成先頭/最後部に付けると半分のジャンパ管がちょっとヘンです(笑)。
ナックルシャンクとリップシャンクを組み立てて使用します。原則スプリングは使用しません。
・20個入り、税別400円
・姉妹品カプラーN JP B(11-722)はカプラーポケットが 無い台車用なので混同しない様注意。
・詳細レビューは【コチラ】を参照
・GREENMAXボギー車に無改造で取付け可(【コチラ】)
2-3, EF66前期形ナックルカプラー(Z01-0224)
<スカート付EL/DLに付属しているナックルカプラー>
多くのスカート付きELやDLに付属品として同梱されています。他の各種ナックルカプラーと連結ができます。
初心者の内は素直にこの付属ナックルカプラーに交換しましょう(笑)。
ナックルシャンクとリップシャンクを組み立てて使用します。カプラーの保持には車両に付属の板バネが使われます。
・10個入り、税別400円
・色違いのZ01K0224(灰色)、Z01M0224(銀)、
Z01N0224(濃灰)、Z01A0224(濃灰,DD51愛知)あり
・KATO蒸機の前部重連用に一部加工で取付け可。(【コチラ】)
・KATO DD16/DD16 304ラッセル式除雪車セットに取付け可。(【コチラ】)
・TOMIX蒸機(C57/C61)の前部重連用に一部加工で取付け可。(【コチラ】)
・TOMIX製2軸貨車にも一部加工で取付け可。KATO製貨車と連結する際に便利です。(【コチラ】)
・MICRO ACE製2軸貨車に一部加工で取付け可。(【コチラ】)
・GREENMAXボギー車に一部加工で取付け可(【コチラ】)
・ポポンデッタ製2軸貨車に一部加工で取付け可。(【コチラ】)
・ポポンデッタ製ボギー貨車に一部加工で取り付け可。(【コチラ】)
・河合製2軸貨車に一部加工で取付け可。(【コチラ】)
・河合製ボギー貨車に一部加工で取り付け可。(【コチラ】)
・香港TOMYボギー貨車に一部加工で取付け可。(【コチラ】)
2-4, ナックルカプラー長（黒）(Z01-0239)
<小型DL等に付属しているカプラー>
DD13初期型/後期型、DD16/304ラッセル式除雪車セット等に付属するカプラーです。
一部客車セットにも付属しています。
その名の通り、上記EF66前期形ナックルの柄が長いタイプです。何故長いかと言うと、R150のカーブを曲がる時に短いタイプだと支障があるからです。
ただ車間が広がり実車的ではありません。逆に言えばR150等小カーブでなければ支障が無いので、車間を縮める為に別売の上記EF66前期形ナックル(Z01-0224)に交換すると見た目が良くなります。
カプラーの保持には車両に付属している板バネが使われます。
・10個入り、税別400円
・色違いのZ01K0239(灰色)、Z01P0239(濃灰)あり
・KATO蒸機の前部重連用に一部加工で取付け可。(【コチラ】)
・TOMIX蒸機(C57/C61)の前部重連用に一部加工で取付け可。(【コチラ】)
2-5, CSナックルカプラー(Z01-0282)
<蒸気機関車(テンダー機)に付属しているナックルカプラー>
蒸気機関車の炭水車側用に同梱・付属しているカプラーです。基本的に上記EF66前期形ナックルと同じですが、スプリング(車両に付属)の固定用にお尻に突起があります。
・EF15（3062-1）等一部のデッキ付き旧型ELにも付属。
・10個入り、税別400円
・色違いのZ01M0282(銀)、Z01Q0282(灰色)あり
・KATO蒸機の前部重連用に一部加工で取付け可。(【コチラ】)
・KATOボギー貨車に一部加工で取付け可。(【コチラ】)
・TOMIX蒸機(C57/C61)の前部重連用に一部加工で取付け可。(【コチラ】)
・TOMIX(C57)炭水車に無改造で取り付け可。TOMIX蒸機でKATO客車を牽く時 に重宝します。 (【コチラ】)
・TOMIX製2軸貨車に一部加工で取り付け可。KATO製貨車と連結する際に便利です。(【コチラ】)
・MICRO ACE製2軸貨車に一部加工で取付け可。(【コチラ】)
・GREENMAXボギー車に一部加工で取付け可(【コチラ】)
・香港TOMYボギー貨車に一部加工で取付け可。(【コチラ】)
2-6, ナハフ11かもめナックルカプラー(Z05-1376)
通称かもめナックル。上記KATOカプラーN(11-702)より
外観が実車的なので、編成先頭・最後尾や緩急車に好んで使われます。
カプラーポケットがある客車・気動車・ボギー貨車※に装着できます。これ単品ではKATO2軸貨車には装着できません。
多くの客車セットにアーノルド交換用として付属しています。
ナックルシャンクとリップシャンクを組み立てて使用し、カプラーポケットに付けるフタが付属しています。保持は車両に付属しているスプリングを使用します。
<単品客車、ボギー貨車、気動車用>
※一部のボギー貨車には付属のカプラーポケットのフタがはまりませんが、フタを一部cutし、ゴム系接着剤で固定する事で付く事があります。
・10個入り、税別600円
・色違いのZ05K1376(灰色)、Z05N1376(濃灰)あり
・蒸気機関車タンク機(C11、C12)の付属ナックルカプラーとしても使用。
・例外的にDF50の付属ナックルカプラーにもなっています。
・TOMIX(C57)炭水車に無改造で取り付け可。TOMIX蒸機でKATO客車を牽く時 に重宝します。(【コチラ】)
・TOMIX製2軸貨車に取付け可。(【コチラ】)
・TOMIX製ボギー貨車に取り付け可。(【コチラ】)
・MICRO ACE製ボギー貨車に一部加工で取り付け可。 (【コチラ】)
・GREENMAXボギー車に無加工、又は一部加工で取付け可(【コチラ】)
・ポポンデッタ製ボギー貨車に取り付け可。(【コチラ】)
・ポポンデッタ製2軸貨車に取り付け可。(【コチラ】)
・河合製ボギー貨車に取り付け可。(【コチラ】)
・河合製2軸貨車に装着取り付け可。(【コチラ】)
・アシェット2軸貨車に一部加工で取り付け可(【コチラ】)
2-7, ２軸貨車用ナックルカプラーセット(28-259)
<２軸貨車、チビ凸、チビロコ用>
ナハフ11かもめナックルカプラー、ピン付き2軸貨車用カプラーポケット、スプリング、各10個入りのセットです。
KATO製2軸貨車、チビ凸、チビロコをナハフ11かもめナックルカプラーに交換出来ます。
他のKATO製ナックルカプラーと連結出来ます。
ピン付き2軸貨車用カプラーポケットは、マグネティックナックルカプラー カプラーポケット用(28-257)に付属の物と同じです。
※画像はKATO公式動画より
これまでは2軸貨車にかもめナックルを付けるには、カプラースプリング(Z01-0042)、マグネティックナックルカプラー カプラーポケット用(28-257)をそれぞれ別途に購入する必要がありました。しかもトリップピン等無駄になる部品もあり、コスパが悪いものでしたが、このセットにより必要な部品のみが同梱され使い易くなりました。
・10組入り、税別1,000円
・ホビーセンターカトー(2022年7月発売)
・公式動画「0306ホビセンフェスティバル」1時間57分51秒～
2-8, 車間短縮ナックルカプラー 黒(28-187)
<ボギー貨車用>
その名の通り、車間を短縮する為のボギー貨車用のカプラーです。他のカプラーに比べシャンクが短く、他カプラーの半分程度の車間距離(約4～5mm)になりとても実感的な編成になります。
欠点は、可動部のない一体型なので車間短縮ナックル同士だとレール上で突き当てての連結ができません。車両を持ち上げて連結/解放します。
車両に付属のスプリングで保持します。
取扱説明書
・20個入り、税別800円
・色違いの28-188(灰色)あり
・EF66前期形ナックル、CSナックル、かもめナックルとはオンレールのまま自動連結出来ます。
・KATOカプラーNとは形状の相性が悪いのか、オンレールの自動連結は出来ません。(持ち上げれば連結可)
(詳細記事【コチラ】)
・取説、メーカーHPには「2軸貨車には対応していない」と記載されていますが、KATO製2軸貨車には無改 造で取り付けできます。(詳細記事【コチラ】)
【追記】
・TOMIX製ボギー貨車に無改造で取り付け可。(【コチラ】)
・MICRO ACE製ボギー貨車に一部加工で取り付け可。 (【コチラ】)
・MICRO ACE製2軸貨車に無改造で取付け可。(【コチラ】)
・GREENMAXボギー車に無改造で取付け可(【コチラ】)
・ポポンデッタ製ボギー貨車に無改造で取り付け可。(【コチラ】)
・ポポンデッタ製2軸貨車に無改造で取り付け可。【コチラ】)
・河合製ボギー貨車に無改造で取り付け可。(【コチラ】)
・河合製2軸貨車に装着取り付け可。(【コチラ】)
・アシェット2軸貨車に一部加工で取り付け可(【コチラ】)
・香港TOMYボギー貨車に無改造で取付け可。(【コチラ】)
・メーカーパンフレット
2-9, KATOナックルカプラー(黒)センタリングバネ付(28-270)
<蒸気機関車前部、一部客車用>
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蒸気機関車の前部重連用カプラーです。ダミーカプラーを当製品と交換する事で、ナックルカプラー化した前部補機を繋げる事が出来ます。ボディマウントなので機関車付属の重連用カプラーより実感的になります。ユーザーによる簡単な加工が必要です。一部客車にも取付け可です。
・パンフレット
※画像はKATO HPより
・10個入り、税別500円
・メーカーHP
・公式動画(1時間50分30秒～) (2022年0508ホビセンフェスティバル)
・KATO蒸気機関車に一部加工で取付け可。【コチラ】
・従来のASSYパーツ、「ビジネスカーナックルカプラー(Z05-0746)、10個入り、税別500円」と全く同じ製品です。ホビーセンターカトー扱いとして名称・品番を変え、定番パーツとした物です。
・ビジネスカーナックルカプラー加工方法、検証等PDF
2-10, KATOナックルカプラーセット アーノルドカプラー取付車(28-271-1、28-271-2)
<単品客車、ボギー貨車、気動車用>
上記、ナハフ11かもめナックルカプラーにスプリングを追加し、ホビーセンターカトー扱いの定番パーツとした製品です。
スプリングの追加分、価格が税別800円と高くなっているので、スプリングが不要の場合は、従来のナハフ11かもめナックルカプラー(税別600円)の方がコスパが良いです。
・パンフレット/取付方法
※画像はKATO HPより
・セット内容…カプラー本体、カプラーアダプタ、スプリング各10個入り(税別800円)
・色違い…28-271-1(黒)、28-271-2(グレー)
・2022年12月発売
・メーカーHP
※HP下段の「28-270 KATOナックルカプラー(黒/グレー)センタリングバネ付」の記載は、誤植と思われます。正しくは「28-272 KATOナックルカプラーセット短」だと思われます。
2-11, KATOナックルカプラーセット短(28-272-1、28-272-2)
<スカート付EL/DL用>
上記、EF66前期形ナックルカプラーに板バネを追加し、ホビーセンターカトー扱いの定番パーツとした製品です。
板バネの追加分、価格が税別600円と高くなっているので、板バネが不要の場合は、従来のEF66前期形ナックルカプラー(税別400円)の方がコスパが良いです。
・パンフレット/取付方法
※画像はKATO HPより
・セット内容…カプラー本体、板バネ各10個入り(税別600円)
・色違い…28-272-1(黒)、28-272-2(グレー)
・2022年12月発売
・メーカーHP
※HP下段の「28-270 KATOナックルカプラー(黒/グレー)センタリングバネ付」の記載は、誤植と思われます。正しくは「28-272 KATOナックルカプラーセット短」だと思われます。
2-12,形状比較
各ナックルカプラーの形状を比較してみました。
まずは長さについてです。
ナハフ11かもめナックルとCSナックル(EF66前期形も含む)の比較です。一見お尻側の形状の差だけに見えますが、ピン穴中心からカプラー先端までの長さが違います。
ナハフ11かもめナックルは6.5mm、CSナックルは7mmです。
※定規による目視測定です。ノギスで精密に測った数値ではありません。
次に高さの比較です。
EF66前期形ナックル(CSナックルも含む)、ナハフ11かもめナックル、車間短縮ナックルを側面(右が前)から見ます(カプラー下側を揃えました。上側青い点線に注目) 。
EF66前期形ナックルよりナハフ11かもめナックルと車間短縮ナックルの方が高いです。
3,マグネ・マティックカプラー
アンカプラー線路(20-032)
レールに埋め込まれた磁石によってカプラーの自動解放が出来るのがマグネ・マティックカプラーです。
上記各種ナックルカプラーと 連結できます。
自動解放するには別途アンカプラー線路(20-032)が必要です。
アンカプラー線路の磁石の上に来ると、カプラーが磁力で開き連結を解放出来ます。
確実な自動解放をする為には牽引機側、トレーラー側(牽かれる側)の両方に取り付ける必要があります。
遅延解放DU(Delay Uncoupling)※等実車の様な解放/留置が出来ます。加工が必要※※なので、初心者向きではありません。自動解放がやってみたくなったらチャレンジしましょう(笑)。
※遅延解放…カプラーを一度解放し連結を外した後、そのまま連結せずにカプラーを押し当ててトレーラー車両を 押して行き、トレーラーのみを任意の場所へ置いてくる事。
※※マイクロトレインズの製品の場合。KATOラウンドハウス製は無加工で取り付けられます。
3-1, マグネ・マティック カプラーMT-7(11-710)
<電気機関車 品番 3000代 (スカートボディマウントタイプの車両は除く)>
・EF15、EF57用 (台車マウント用)
・ショートシャンク
・2個入り、税別400円
・マイクロトレインズ社製
取扱説明書
3-2, マグネ・マティックカプラーMT-10 (11-711)
<蒸気機関車(後部)、電車、客車、気動車、ディーゼル機関車、ボギー/2軸貨車用>
・ミディアムシャンク
・2個入り、税別400円
・マイクロトレインズ社製
取扱説明書
・姉妹品
No.2004…ショートシャンク4個入り(要組立て)
No.2004-1…ショートシャンク4個入り(完成品)
3-3, マグネ・マティックカプラーNo.2001 (11-712)
<電気機関車、DD51 用>
・短長それぞれ2個づつ計4個入り、税別1,100円
・ショートシャンク…
3000番台のスカートボディマウントD型EL※
・ロングシャンク……
3000番台のスカートボディマウントF型EL
※F型ELにも取り付け可だが小カーブ、S字で支障が出る場合あり。
・マイクロトレインズ社製
4, マグネティックナックルカプラー
上記マグネ・マティックカプラーと同様に自動開放が行えます。(別途アンカプラー線路 (20-032)が必要です。) KATOラウンドハウス製で、各種ナックルカプラーと連結が出来ます。車両側の加工無しで装着出来ます。
※ちょっと名称が紛らわしいですが、、、
●マグネ・マティックカプラー(マイクロトレインズ社製)
●マグネティックナックルカプラー(KATOラウンドハウス製)
という事になります。
4-1, マグネティックナックルカプラS短(28-150)
<スカート付EL/DL用>
EF66前期形ナックルカプラー(Z01-0224)に自動解放の機能を追加したカプラーです。
・4個入り、税別500円
・KATOラウンドハウス製
・パンフレット
※メーカー在庫ナシで現在入手不可の様です。
※姉妹品のマグネティックナックルカプラS長(28-149)、マグネティックナックルカプラOS(28-088)(ナハフ11かもめナックルカプラー相当)も現在入手不可の様です。
※いずれも下記の28-255、28-256、28-257に切り替わった模様です。
・取扱説明書
・パンフレット
※上記28-150の型番/入数変更、再生産と思われます。
4-3, マグネティックナックルカプラー長(28-256)
<主にスカート付EL/DL用、14系・24系等>
ナックルカプラー長(Z01-0239)に自動解放の機能(トリップピン)を追加したカプラーです。
・対応車種…ナックルカプラー長が装着可能な車両
・10個入り、税別1,000円
・KATOラウンドハウス製(2019年4月新発売)
・取扱説明書
・パンフレット
※上記28-149の型番/入数変更、再生産と思われます。
4-4, マグネティックナックルカプラー カプラーポケット用(28-257)
<一部EL/DL/DC、客車、ボギー貨車、2軸貨車等>
・取扱説明書
・パンフレット
・パンフレット2
※上記28-088の型番/入数変更、再生産と思われます。
5, KATO製カプラーのメーカー別適応一覧表
どのカプラーがどの車両に付くか一覧表にしてみました。
(なるべく正確を期したつもりですが間違いがあったらご容赦下さい。)
※ポポンデッタのホギー貨車は旧河合製品に対する記載です。東邦亜鉛(安中貨物)、ホキ1000等ポポンデッタ独自の設計生産のボギー貨車については不明です。
6, 他メーカーへの交換 (逆引きメニュー)
他メーカー(TOMIX、ポポンデッタ、河合、MICRO ACE)車両のカプラー交換方法のメニュー一覧です。
(上記項目「2、カプラーの種類」の逆引きメニュー【他メーカーからカプラー交換方法を探す】です。Link先ページは上記Linkと同じです。各項目をクリックして下さい。)
TOMIX
■TOMIX蒸機(C57)重連用カプラーをKATOカプラーへ交換
■TOMIX C57(炭水車)をKATO製カプラーへ交換【初心者向け】
香港TOMY (後期)
■香港TOMY製ボギー貨車をKATO製カプラーへ交換 New!!
※香港TOMY(前期)は、河合商会の項目を参照。
MICRO ACE
GREENMAX
ポポンデッタ
■ポポンデッタ製2軸貨車をKATO製カプラーへ交換 追記あり
■ポポンデッタ製ボギー貨車をKATO製カプラーへ交換 追記あり
河合商会
アシェット
【関連記事】
■KATO カプラーN/カプラーN JPA【初心者向けレビュー】
■KATO車間短縮ナックルカプラー(28-187)【レビュー】
■KATOマグネティックナックルカプラー 短(28-255)【初心者向けレビュー】
■KATOマグネティックナックルカプラー カプラーポケット用(28-257)【初心者向けレビュー】
■KATOボギー貨車の車間短縮と自動連結の両立 追記あり
■KATO蒸機重連用カプラーをナックルカプラーへ交換
7, 雑感
KATOのカタログ、HPのカプラー関連の記載は初心者には説明不足の感がぬぐえません。
どのカプラーがどの車両に付くのか、どの様な特徴があるのか、明確に記載してほしいですね。(私がこんなページを作らなくても良い様に(笑)。勿論、他メーカーへの装着は記載出来ないでしょうが…。)せっかく色々なカプラーが発売されているのに勿体ないです。
このページが同志初心者の方のお役に立てば幸いです。
2017年6月記載 /7月/8月/10月/12月/2018年3月/6月/7月/8月/9月追記
2019年2月/3月/5月/6月/7月/8月/2021年1月/3月2022年3月/2023年1月追記
(カトー・カプラー交換)
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