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■TOMIX蒸機(C57)重連用カプラーをKATOカプラーへ交換

TOMIX C57の重連用前部カプラーをKATO製ナックルカプラー長、EF66前期形ナックルカプラーに交換してみました。
これにより前部補機としてKATO製蒸機を連結し、重連運転できる様になりました。

(PCでの閲覧を推奨。画像クリックで拡大します。)

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1、付属の前部カプラー

1、付属の前部カプラー
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TOMIX製C57(20032007)の前部カプラーです。
重連用前部TNカプラーとダミーカプラーが付属しています。
勿論、どちらもKATO製ナックルカプラーに連結出来ません。
つまり、TOMIX C57(本務機)の前部にKATO機関車(前部補機)を繋げられない、という事です。

2、KATO製ナックルカプラー長

2、KATO製ナックルカプラー長
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そこで、ダミーカプラーをKATO製ナックルカプラー長(Z01-0239)へ交換してみます。
ボディマウントとするのは、C57の様に先輪が2軸の場合、先台車に重連用カプラーを付けると前部補機との押し合いで先輪が脱線しやすい為です。

3、C57の前部デッキ

3、C57の前部デッキ
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C57の前部デッキ(エンドビーム)は前方へ引っ張るだけで簡単に外れます。
ダミーカプラーの差し込み口にナックルカプラー長を差し込みます。

4、ナックルカプラー長の加工

4、ナックルカプラー長の加工

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ナックルカプラー長の柄の部分(シャンク)をダミーカプラーと同じ寸法に削ります。
ダミーカプラーのシャンクは巾1.0mm X 高さ0.8mmなのでこれを目安にします。

(1) まず、ナックルカプラー長のナックルシャンクのお尻の出っ張りを、デザインナイフで切り落とします(赤線部)。
下が加工済みです。

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(2) 根元の段差と穴部分をデザインナイフで切り落とします。(加工済み)
もしくはこの段階でシャンクの長さを3mm(シャンク上面で計測)に切断すれば、上記(1) と下記(9) の工程は不要です。
(初回の工作では工程(9) で初めてシャンク長が3mmと判ったので、こんな回りくどい手順になっています。)

工程-2
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(3) ナックルシャンクを側面から見ます。
ナックルシャンクの柄の3層部分の内、下1層をデザインナイフで切り取ります(赤線部)。

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ナックルシャンクの下1層を切除しました。
(4) ここにリップシャンクをゴム系接着剤で接着します。

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接着しました。
(5) リップシャンクの出っ張りをデザインナイフでカットします。
(6) 柄の部分(シャンク)を金属ヤスリで削ります。
上面は削らず、下面と両側面のみ削ります。
上面を削るとカプラーの高さが上がってしまいます。
シャンクの巾を1.4mmから1mmに、高さを1.3mmから0.8mmになる様に削ります。

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(7) シャンクの巾と高さを削り終えました。
結果、巾0.9mm X 高さ0.9mmになりました。
ダミーカプラー(巾1.0mm X 高さ0.8mm)と大体同じ寸法になりました。
正確なノギスを持っていないので、差し込み口と現物合わせで削りました。

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(8) 前部デッキに差し込みます。良い感じではないでしょうか。
もし削り過ぎてゆるい場合は、ゴム系接着剤で接着しても良いでしょう。

工程-9
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(9) デッキを裏面から見ます。
スノープロウ(135号機)やステップ(180号機)を取り付ける際、裏側に飛び出た柄(シャンク)の部分が邪魔になりました。
エンドビームに刺したまま、赤線部からニッパーでカットします。シャンクの長さは3mm(上面で計測)になりました。
作例では当初シャンクの長さを何mmにしていいか判らなかったので、この段階で現物合わせにより余分な長さをカットしました。3mmと判明したので上記工程(2) でカットしても良いでしょう。

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(10) 完成寸法
最終的な完成寸法です。
柄の部分(シャンク)…
巾0.9mm X 高さ0.9mm X 長さ(上面)3.0mm

(数値は全て安物のプラ製ノギスによる値なので参考程度にして下さい。)

前部デッキを本体へ戻して完成です。
やはり先台車の下からニョッキリ生えている付属の重連カプラーより、ホディマウントの方がカッコも良いですね。
正規(無加工)の取付け方をしたナハフ11かもめナックル、EF66前期形ナックル、CSナックルとなら、手動での突き当て連結が可能です (開放は持ち上げる) 。他のカプラーは持ち上げての連結となります。

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5、EF66前期形/CSナックルカプラーの加工

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今回は初の試みだったので、まずはシャンクの長いナックルカプラー長(Z01-0239)で作りましたが、シャンクの短いEF66前期形ナックルカプラー(Z01-0224)やCSナックルカプラー(Z01-0282)でも加工出来ます。
EF66前期形/CSナックルの場合は、シャンクが約1.7mmしかないので、根元の穴ギリギリまで使い、3mmのシャンク長に加工します。
工程は上記4の(1) (8) までと同じです。

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手前がEF66前期形ナックル、奥がナックルカプラー長です。
ナックルの形状は同じなので、車両に付けてしまえば差異はありません。

5、EF66/CS
6、完成

6、完成

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スタンダードゲージで高さチェック。

ピッタリです。

前部補機としてKATO機関車を連結し、試運転を行いました。
R282の4%勾配、KATO4番ポイント(20-220/20-221)のS字等、カプラー由来による脱線や自然開放はありませんでした。

首振りは一切しないので、カーブでは前部補機テンダーのナックルの首振りだけに依存します。
TOMIXの方が若干スピードが速く、KATOを後ろから押す形となりましたが、ほぼ同調し問題はありませんでした。

7、試運転

7、試運転

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又、TOMIXを先頭に重連バック運転を行い、速いTOMIXが遅いKATOを引っ張る形も試しましたが、差し込んだだけのカプラーが抜ける事はありませんでした。

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8、まとめ

8、まとめ

重連カプラーのKATOナックル化により、TOMIX製蒸気機関車を好きな順位、向きで重連出来る様になり、運転の巾が広がりました。蒸機の重連はやっぱりカッコイイですね。

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TOMIX蒸機の前にKATO機関車を繋ぐにはいくつか方法がある様です。
例えば…
1、KATO重連ナックルカプラーの取付け穴をTOMIX蒸機に合う様に加工する。
2、KATO重連ナックルカプラーの前半分とTOMIX重連用TNカプラーの後ろ半分をニコイチにする。
3、TNカプラーと連結出来る様に、KATOナックルを加工する。
4、エンドビームを加工し、マイクロトレインズ社製のマグネ・マティックカプラーを付ける。
等々です。

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今回は2軸先輪の脱線対策としてダミーカプラーと差し替えるだけのボディマウント方式、というシンプルな方法を試しました。TOMIX側(車両本体・付属パーツ)には一切加工しないので原状復帰が可能なメリットもあります。
結果は上出来で見た目もそこそこの出来となりました。カプラーの加工がちょっと面倒ですが、TOMIX蒸機は2両しか保有していないので、問題ありません(笑)。C57の作例としましたが、C61(2006)にも応用できると思います。
TOMIXの蒸機は前照灯のon/offスイッチが付いているので、前部補機を繋いだ時は消灯出来るので良いですね。KATOもスイッチを付けて欲しいです。

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パーツもナックルカプラー長、EF66前期形ナックルカプラー、CSナックルカプラーと言った入手性の良い物で済みます。
グリーンマックスのナックルカプラーも考えましたが、当方はR282の4%勾配という難所がある為、ナックルの高さが少ないグリーンマックスは自然開放の可能性が高まるとし、採用しませんでした。

TOMIXのC57はテンダーのライトも点灯するので、たまにはバック運転をしてみるのも面白いかもしれません。前部をナックルカプラー化すればこんな楽しみ方も出来ますね。
(4%勾配で客車を7両牽いて登っても差し込んだだけのカプラーが抜ける事はありませんでした。)

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2021年1月記載

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