~始めてのNゲージ固定レイアウト~
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■KATO D51(長野式)にスノープロウ付重連ナックルを付ける
KATO D51標準形(長野式集煙装置付) 2016-6にスノープロウ付きの重連ナックルカプラーを付けてみました。
※取扱説明書補足
尚、D51標準形(長野式集煙装置付)2016-6の取扱説明書には、重連用カプラーへの交換方法について記載ミスがあり、左の説明書補足が追加公開されています。
左がD51(東北仕様) 2016-5、右がD51(長野式集煙装置付) 2016-6です。
東北仕様や北海道形のD51はスノープロウ付き重連ナックルカプラーが標準で付属していますが、長野式は重連用ナックルカプラーを付けるとスノープロウが付けられません。エンドビーム下のステップと干渉するからです。
(付属のスノープロウはダミーカプラー取付け時のみ装着出来ます。)
D51(東北仕様) 2016-5
D51(長野式) 2016-6
試しに東北仕様のD51重連ナックルカプラー(スノープロウ付) Z02L1633を長野式に付けてみます。
ステップとスノープロウが干渉します。(矢印部分)
勿論走行不可です。
そこでD51用よりシャンクが長いスノープロウ付き重連ナックルカプラーを試します。
左が東北仕様D51重連ナックルカプラー(スノープロウ付) Z02L1633、
右がC62 2重連ナックルカプラーZ02-1705です。
C62用はスノープロウ端が1.5mmほど前へ移動しています。
次にC62用と長野式のスノープロウの形状を比べてみます。
上がC62 2重連ナックルカプラー(Z02-1705)のスノープロウ、
下がD51標準長野スノープロウ(Z02-2443)ダミーカプラー専用です。
形状は似ています。
C62 2重連ナックルカプラーをD51(長野式)に付けてみました。
ステップとの距離が取れ、先輪が首振りしてもステップとぶつかりません。
試験走行※をしましたがOKでした。
(※R282の4%勾配、S字4番ポイントにおいて前部補機D51を連結しての重連走行。)
左は長野式D51にC62用重連ナックル、
右は東北仕様D51に標準(付属)の重連ナックルです。
勿論、シャンクが長い分だけカプラーの飛び出しは多くなりますが、ポン付けでスノープロウ付きに出来るのは魅力ですし、真上から比べなければそれほど気になりません。
正面から見るとこんな感じです。(左が東北、右が長野式+C62用スノープロウ。上の写真と左右が入れ替わってしまいました。)
厳密に言えばちょっと巾があり過ぎる感がありますが、中央西線のD51は両下端の切り欠きの無い四角いタイプのスノープロウを装着していたので雰囲気は出ているのではないでしょうか。
やはり、集煙装置付きの重装備機にはスノープロウが似会います。
今回は簡単に無加工のポン付けにしましたが、スノープロウの両端を少し切り詰めればほぼ(笑)中央西線仕様になります。
勿論このC62 2重連ナックルカプラー(Z02-1705)は
ASSYパーツとして10個税別400円で別売されています。
D51重連ナックルカプラー(Z02L1633)は、カプラーとスノープロウが一体ですが、
C62 2重連ナックルカプラー(Z02-1705)はカプラーとスノープロウが別パーツなので、スノープロウのD51化の加工もやり易いと思います。
■まとめ
今回の記事はベテラン諸氏からはツッコミ所満載かもしれませんが、私の様な初心者には1万円もする蒸機を切った貼ったする勇気も技術もありません(笑)。
そこで苦肉の策ですがC62のスノープロウをD51に付けると言う奇策(?)に出ました。でも案外雰囲気は出ますし、何より早い、安い、簡単です(笑)。←(これ初心者に大事デス。)
やっぱりD51は集煙装置、スノープロウ付きじゃなきゃネ!! N蒸機に目立つガニ股隠しにもなりますし、レイアウトに置けばC62用とはワカリマセン。
勿論、前部に補機を付けての重連走行も問題ありませんでした。(当区の難所、R282・4%勾配やS字4番ポイントをクリア。)う~ん、D51の重連はやっぱりカッコイイですね。
2017年7月記載/2018年10月追記
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