top of page

■KATO 23-225木造機関庫

KATO 23-225木造機関庫のレビューです。

KATO, 23-225, 木造機関庫

※パッケージ写真より

1、製品概要

「蒸気機関車の全盛期には木造機関庫は全国で一般的によく見られました。ディーゼル機関車や気動車、

 地方市鉄にも好適、製品は内部のディテールも再現しました。」

※メーカーカタログより

KATO 23-225 木造機関庫

・セット内容…木造機関庫一式

・寸 法(mm)…W94xL184xH84(WxLは土台の大きさ、Hは煙突と土台含む)

・税抜き定価…2,300円

メーカーHP

昭和中頃までの機関区に良くあう複線用の木造機関庫です。KATOレールの複線間隔33mmに対応しています(KATO 4番ポイント使用)。蒸機からDL、DC、旧型電車まで車両を選びません。

イージーキットなので、パーツのネジ留めだけで形になります。

KATO 23-225 木造機関庫
KATO 23-225 木造機関庫
KATO 23-225 木造機関庫
KATO 23-225 木造機関庫

屋根と小屋根パーツです。

ダークグレーの成型色です。

 

 

 

 

 

 

KATO 23-225 木造機関庫

屋根の波板はシャープなモールドで

好感が持てます。

(写真をクリックすると虫眼鏡モードになります。)

機関庫本体は既にハコになっています。ランナーパーツは小屋根の側板と庫内のハリです。

茶色の成型パーツです。

 

KATO 23-225 木造機関庫
KATO 23-225 木造機関庫
KATO 23-225 木造機関庫

板張りや窓枠のモールドも大変シャープです。

(クリックで虫眼鏡モード)

 

土台(左)と煙突パーツです。共にグレー成型です。

本来は土台も同じランナーに付いていますが、写真を撮る前に切り離して塗装してしまいました(笑)。

KATO 23-225 木造機関庫
KATO 23-225 木造機関庫
KATO 23-225 木造機関庫

窓パーツは窓枠が塗装済みです。

こげ茶色で大変精密に塗装されています。

初心者には難しい塗装なので大変助かります。

 

このパーツが4枚あります。

KATO 23-225 木造機関庫

例によってシールが付属しています。

 

 

KATO, 23-225, 木造機関庫

屋根、本体、土台の3パーツを仮組みしてみました。

これだけでもカッコがつくのはこのモデルの素性が良いからでしょう。

塗装が苦手な方でも、素組みしてつや消しクリアを吹くだけでりっぱな機関庫が出来ます。

6、塗装

KATO 23-225 木造機関庫

塗装前に中性洗剤で軽く水洗いし、

乾燥させます。

(型枠剥離剤の洗浄の為です。省略して

も可ですが。)

KATO 23-225 木造機関庫 タミヤ XF-63

屋根と小屋根、煙突をタミヤ アクリルミニXF-63ジャーマングレーで筆塗りしました。

(小屋根取付部は未塗装部です。)

 

 

 

タミヤスミ入れ塗料[グレー]と[ブラウン]、

タミヤウェザリングマスターBセット[サビ]でウェザリングし、

KATO 23-225 木造機関庫 タミヤ スミ入れ塗料 ウェザリングマスター

(ベース塗装が水性アクリルなので、

つや消しスプレーも水性のB503にしました。

同社のB514[Mr.スーパークリアーつや消し]は「溶剤系」スプレーなので、

水性アクリル塗料を侵す可能性があります。)

 

 

KATO 23-225 木造機関庫 タミヤ スミ入れ塗料 ウェザリングマスター

風雨に晒されたトタン屋根を目指しました。トタンの凹部の雨染みに見えるでしょうか?

 

つや消しを吹いたらちょっとおとなしくなってしまいましたので、少し追加しました。

ウェザリングは楽しいけど難しいですね。

 

KATO 23-225 木造機関庫,  タミヤ  ウェザリングマスター

煙突はBセット[サビ]とCセット[アカサビ]をスポンジで擦りつけました。

KATO, 23-225, 木造機関庫, タミヤ XF-53, XF-72

本体と小屋根側板を塗装します。

XF-53ニュートラルグレーとXF-72茶色

(陸自)を1:1で混ぜました。

KATO 23-225 木造機関庫 タミヤ XF-53 XF-72

普通だったら茶系単色でも良かったのですが、既にトミーテックの電車庫A2(こげ茶色)と、津川洋行LA-113レンガ機関庫(赤茶色)を持っていたので、差別化の為に違う色調にしました。

KATO 23-225 木造機関庫, クレオス WC05

全体をタミヤウェザリングマスターBセットの[スノー]・[スス]、

タミヤスミ入れ塗料[ブラック]と

クレオスWC05[マルチホワイト]

ウェザリングしました。

KATO 23-225 木造機関庫

ペンキが色あせた、風雨にさらされた古い木造を目指しました。

ウェザリングマスター固定の為、クレオスB503つや消しを吹いたら、

[スノー]が薄くなってしまいましたので(スプレー溶剤に溶けた?)、更に追加で擦りつけました。

(クリックで虫眼鏡モード)

「安全第一」等のシールを0.3mmのプラ板に貼り、B503つや消しを吹き、出入り口に貼りました。

接着は両面テープで行い、飽きたら別のマークに換えられる様にしました。

勿論、[スス]で汚します。前後でマークを変えてみました。

KATO 23-225 木造機関庫
KATO 23-225 木造機関庫
KATO 23-225 木造機関庫, スミ入れ塗料, ウェザリングマスター

小屋根の側板は本体と同じ色とし、スミ入れ塗料[ブラック]でスミ入れして(左側)、

更にBセットの[スノー]でハイライトを入れました(右側)。

最後にB503つや消しを吹いてBセットを固定しました。

(クリックで虫眼鏡モード)

KATO, 23-225, 木造機関庫, XF-20

土台は、本体用の混色(XF-53+XF-72)が

あまったので、これに更にXF-20ミディアムグレイを混ぜた塗色として、色調の統一感を出しました。

 

タミヤスミ入れ塗料[ブラック]でウェザリングします。

KATO 23-225 木造機関庫, XF-69

煙抜けはXF-69 NATOブラックで塗り、

タミヤセメントで接着しました。

XF-69はススけた感じの黒なので、こうゆうパーツにはぴったりです。

天井ハリは後にLEDを入れる時に邪魔になりそうなので取り付けていません。

(尚、説明書には「煙抜けとハリは差し込む」とありますが、接着した方が無難です。

入庫中に内部で外れると復旧が面倒です。)

7、完成

KATO, 23-225, 木造機関庫

各パーツを合わせて完成です。

 

パーツの合いが良いのと点数が少ないので、組むだけならあっと言う間出来上がります。

KATO 23-225 木造機関庫

中々良い機関庫が出来上がりました。

当区は蒸機、DLメインなので古びた

イメージにしました。

 

8、評価★★★★★

全体のフォルム、ディテール、パーツの合い、全てがexcellentです。一応接着剤無しでも簡単に組み上げられます。未塗装でもお座敷レイアウトなら充分雰囲気が出ると思われます。

KATO 23-225 木造機関庫, C59

塗装してやれば更に良いストラクチャになります。

蒸機、DL、ELと入庫する車両を選ばないカッコイイ機関庫です。機関車をお持ちなら必須アイテムです。

文句無しに★★★★★5つです。

KATO 23-225 木造機関庫, DD54, DD51

自然光で撮影してみました。強い影が付くと又印象が変わります。

KATO ,23-225 ,木造機関庫, C59, DD51

New!

2017年3月記載

・メールアドレスは公開されません。ニックネームは公開されます。

bottom of page