~始めてのNゲージ固定レイアウト~
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■蒸気機関区の基本的配置②【給炭給水設備 】
このページでは蒸気機関区に無くてはならない設備、給炭給水設備の配置について記します。
※画像はパッケージ写真より
1、給炭給水設備の配置
実物は、給炭給水設備は入出庫線に設置されています。
つまり、扇形機関庫→転車台→入出庫線(給炭水設備)→本線という配置が基本になります。
通常、転車台の枝線には配置されません。(図1)
例によって参考にKATOのレイアウトプランを見てみます。
KATOプランでは、転車台からの盲腸線(枝線)に配置されています。
給炭水設備
※画像はカトーHPより
勿論、初心者の私も最初はKATOプランに従った訳ですが(笑)、この配置は実際的ではありません。
盲腸線に給炭水設備を配置すると、、、
本線→入出庫線→転車台→給炭水→転車台→機関庫(留置線)となり、給炭水するたびに転車台を「2回」経由しなくてはなりません。
一方、入出庫線に配置すれば、、、
給炭水設備
※画像はカトーHPより
本線→入出庫線(給炭水)→転車台→機関庫(留置線)
となり転車台使用が1回で済み合理的です。考えてみれば当たり前ですね。
ただ給炭水設備もレイアウト上のスペースの関係で、やむを得ず盲腸線に配置という場合もあるかもしれません。
むしろ転車台で遊びたいから(笑)、盲腸線にわさわざ配置というのもアリ?模型は自分が楽しめればそれで良いのですから。
KATOレイアウトプランでは枝線に配置したプランばかりでしたが、
ホビーセンターカトー東京店のレイアウトでは、給炭水設備の配置も正しく(?)入出庫線になっていました。
(機関庫の並びといい、誰かが指摘したのでしょうか?)
2、まとめ
基本的配置①の機関庫編と共にまとめてみると、給炭給水設備と矩形庫は転車台と本線の間の入出庫線上に配置されている (図2)。
×
×
実物は両設備ともに転車台からの盲腸線には配置されない(図3)。
もっとも図3の様に、転車台を中心に給炭水設備と矩形庫とを枝線にぐるりと配置すると、入出庫線が短くてすみ、
レイアウトボードが数十センチ短くできるのは、既に①で述べた通りです。
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3、参考資料
蒸気機関区の基本的配置 ①と同様です。
2016年05月記載