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■グリーンマックス 2129 トイレと物置【レビュー】
グリーンマックスの品番2129「トイレと物置」のレビューです。
(PCでの閲覧を推奨、画像クリックで拡大します。)
(メーカーHPより)
1、製品概要
・木造のトイレと物置各1棟
・グレー成型色
・要組立て
・寸法(mm)…台座含む(実測)横48x奥行24x高さ25mm
建物のみ(実測)横36x奥行26x高さ24mm
・税抜き定価…700円
グリーンマックスのストラクチャーキットシリーズ、2129トイレと物置です。
昭和中頃までの構内に良くあう木造造りで2棟入りです。トイレは内部の便器まで作り込まれていますが組み立てるとほとんど見えません。蒸気機関区や昔のローカル駅にベストフィットです。
組み立ては通常のプラモデルと同じ手順になります(ランナー切り出し、バリ処理、塗装、接着組立て)。
尚、品番No.26の箱パッケージ品は生産中止です。
2、パッケージ
パッケージは吊り下げ式袋です。
3、取扱説明書
取扱説明書はパッケージ裏に記載されています。
塗装ガイドが番号のみで判りづらいので、HPのカラーサンプルと突き合わせてみました。
外壁: 2ぶどう色2号 19ベージュA
漆喰部: 14灰色9号 21アイボリーA
屋根: 9ねずみ色1号 20ラズベリーA 35ダークグレー
ひさし:2ぶどう色2号 20ラズベリーA 22ブルーB
臭突: 6青22号 14灰色9号
汲取口: 10黒色 35ダークグレー
4、パーツ
パーツはグレー1色の成型色です。2種類のランナーが2個ずつ、計4個入っています。つまり、トイレと物置は部品の選択によって各1棟ずつ作り分けます。勿論トイレ2棟、もしくは物置2棟という作り方もできます。窓ガラス用の透明シートが1枚ありますが自分で寸法を割り出し、切り出す必要があります。別途接着剤が必要です。
看板類もパッケージ裏に印刷されています。
内壁には小便器と手洗い場のモールドがあります。反対側には個室パーツが付きます。もっとも組み立てると内部はほとんど見えません。左右の壁で窓の高さが違います。
5、仮組み立て
【物置】
仮組み立てをしてみました。出入口に扉パーツを付ければ物置になります。
※窓パーツ未取付け
物置の後ろ側です。
仮組みなのでスキマがありますが、接着剤で留めれば問題ありません。
【トイレ】
出入口側に目隠し塀、裏手側に汲み取り口と臭突管を付ければトイレになります。
※窓パーツ未取付け
裏手の臭突管がいかにも「汲み取り式便所」という感じでgoodです(笑)。
6、評価★★★★
全体のフォルムはgoodです。丁寧に塗装してやればとても良いストラクチャーになります。
昭和中頃までは汲み取り式のトイレは確かに建物の外に別棟として独立していた物が多かったですね。臭突管(通称カラカラ?)も昔のボットントイレには皆付いていました。物置は特に特徴は無いですが、それが逆に”らしい”です。プラモデルとしての精度はタミヤ並みとはいきませんが必要充分でしょう。
※窓パーツは未装着。
姉妹品の信号所(2112,2561)や木造詰所(2113,2562)、KATOの構内建物セット(23-226)、機関区施設セット(23-233)等と組み合わせると「古き良き昭和」が再現されます。この内容で税別700円は若干高価な気もしますので★4つとします。
※信号所の階段、木造詰所の煙突、窓バーツは未装着。
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