
~始めてのNゲージ固定レイアウト~
Nゲージ初心者の為のサイトです。蒸気機関区メインの固定レイアウトの完成を目指しています。
■KATO 23-225木造機関庫
KATO 23-225木造機関庫のレビューです。

※パッケージ写真より
1、製品概要
「蒸気機関車の全盛期には木造機関庫は全国で一般的によく見られました。ディーゼル機関車や気動車、
地方市鉄にも好適、製品は内部のディテールも再現しました。」
※メーカーカタログより

昭和中頃ま での機関区に良くあう複線用の木造機関庫です。KATOレールの複線間隔33mmに対応しています(KATO 4番ポイント使用)。蒸機からDL、DC、旧型電車まで車両を選びません。
イージーキットなので、パーツのネジ留めだけで形になります。




屋根と小屋根パーツです。
ダークグレーの成型色です。

屋根の波板はシャープなモールドで
好感が持てます。
(写真をクリックすると虫眼鏡モードになります。)
機関庫本体は既にハコになっています。ランナーパーツは小屋根の側板と 庫内のハリです。
茶色の成型パーツです。



板張りや窓枠のモールドも大変シャープです。
(クリックで虫眼鏡モード)
土台(左)と煙突パーツです。共にグレー成型です。
本来は土台も同じランナーに付いていますが、写真を撮る前に切り離して塗装してしまいました(笑)。



窓パーツは窓枠が塗装済みです。
こげ茶色で大変精密に塗装されています。
初心者には難しい塗装なので大変助かります。
このパーツが4枚あります。

例によってシールが付属しています。

屋根、本体、土台の3パーツを仮組みしてみました。
これだけでもカッコがつくのはこのモデルの素性が良いからでしょう。
塗装が苦手な方でも、素組みしてつや消しクリアを吹くだけでりっぱな機関庫が出来ます。
6、塗装

塗装前に中性洗剤で軽く水洗いし、
乾燥させます。
(型枠剥離剤の洗浄の為です。省略して
も可ですが。)

屋根と小屋根、煙突をタミヤ アクリルミニXF-63ジャーマングレーで筆塗りしました。
(小屋根取付部は未塗装部です。)
タミヤスミ入れ塗料[グレー]と[ブラウン]、
タミヤウェザリングマスターBセット[サビ]でウェザリングし、

クレオスB503 [トップコート(水性スプレー)つや消し]をスプレーします。



風雨に晒されたトタン屋根を目指しました。トタンの凹部の雨染みに見えるでしょうか?
つや消しを吹いたらちょっとおとなしくなってしまいましたので、少し追加しました。
ウェザリングは楽しいけど難しいですね。

煙突はBセット[サビ]とCセット[アカサビ]をスポンジで擦りつけました。

本体と小屋根側板を塗装します。
XF-53ニュートラルグレーとXF-72茶色
(陸自)を1:1で混ぜました。

普通だったら茶系単色でも良かったのですが、既にトミーテックの電車庫A2(こげ茶色)と、津川洋行LA-113レンガ機関庫(赤茶色)を持っていたので、差別化の為に違う色調にしました。
