~始めてのNゲージ固定レイアウト~
Nゲージ初心者の為のサイトです。蒸気機関区メインの固定レイアウトの完成を目指しています。
■【初心者向け】ASSYのススメ② (だいせん スロ54・ワサフ8000)
今回、KATOの10系夜行急行「だいせん」7両基本セット(10-1449)の中からスロ54とワサフ8000のみを単体購入(ASSY購入)したので、ASSYの開封・組立て等をレビューします。(各画像クリックで拡大)
※当記事は初心者向けなので、ベテラン先輩方はスルーして下さい。
1、ASSYとは?
まずASSYとは簡単に言えば車両パーツの事です。アッセン、又はアッシーと読みます。(assemblyアッセンブリーの略語。いくつかの部品を組み上げたコンポーネンツです。)
購入方法については、「【Nゲージ初心者向け】車両セットの単品のみ購入する方法~ASSY購入のススメ~①」コチラに記しましたので参照して下さい。
今回購入したスロ54のASSYです。
客車の場合は「ボディ」、「床下セット」、「台車」の3つのASSYで1両分のパーツ1式となります。
パーツなのでビニール袋に入った簡易包装です。
品番は、5241-2Aスロ54 2037だいせんボディ(税別1,200円)、5241-1Cスロ54「大雪」床下セット(税別300円)、
5135-4Dオハ47「能登」台車TR23(税別450円)となります。
開封してみます。「ボディ」ASSYは、文字通り車体本体のパーツ1式です。
貫通幌、窓ガラスパーツも組込み済みです。
スロ54の場合は、ベンチレーターは屋根一体モールド、クーラーは別パーツが組込み済みとなっています。
「床下セット」ASSYは、床下器具を含む車台パーツです。
「床下」とありますが、勿論床上の車内のイス・内装壁を含みます。
床下器具が一体モールドされた車台部です。
台車取付け部には室内灯用の集電端子も組込み済みです。
「台車」ASSYは、台車に車輪・集電端子・カプラー(連結器)が組込み済みです。客車セットの場合は、カプラーはKATOカプラー N JP Bタイプの場合が多い様です。このBタイプの台車はアーノルドカプラーに交換出来ないので注意が必要です。
2、組立て
各ASSYパーツには組立て説明書はありませんが、組立てはとても簡単です。
まずボディに床下をパチッとはめ込みます。
ボディと床下には向きがあるので、逆向きにならない様に注意します。もっとも逆向きにはめられない様に、床下とボディの先端の形状(矢印)がわざと変えてあります。素晴らしいっ!!(笑)。
テールランプがある場合は、ランプをボディの開口部に入れてからはめ込みます。
↓
↓
次に台車を付属のネジで取り付けるだけです。(勿論、初めに台車を床下セットに付けてからボディにはめてもOKです。)
完成です。ものの数分で組み上がると思います。単品発売されている客車との違いは、前述の通りカプラーがアーノルドではない事ぐらいでしょうか。
こちらはワサフ8000のASSYです。やはり、「ボディ」、「床下セット」、「台車」の3つのASSYで1両分のパーツとなります。
5147-2Aワサフ8003 「だいせん」 ボディ(税別2,800円)、5147-1Cワサフ8514八甲田床下セット(税別1,200円)、
5139Dスニ41台車(税別450円)
「ボディ」ASSYを開封しました。
窓パーツと扉パーツ(銀色部分)が組込み済みです。
「床下セット」ASSYです。
床下器具と一体化された車台、室内パーツ、ウエイト、テールライトユニットが組込み済みです。
集電端子とテールライト用のon/offスイッチ板も組込み済みです。
台車ASSYです。
KATOの中でもちょっと変わったカプラーポケットです。カプラーポケット内にピンが立っています。
3つのASSYを組立ててみます。
まず、ボディと床下セットをパチッとはめ込みます。
次に台車を車体に付けて完成です。台車はスナップ式なのでパチッとはめるだけです。
ナハフ11かもめナックルカプラーの突出量はご覧の通りでgoodです。連結時の車間は両端とも約4mm程度になります。
完成です。カッコイイですね。こちらも数分で組み上がります。余談ですがワサフ8000は大昔のKATOのカタログに単品発売予定として掲載された事がありますが、一向にその気配はありません(笑)。※
※【追記】2021年10月28日に、ワサフ8000(単品)の発売(2022年3月予定)がアナウンスされました。
3、まとめ
ASSYとはどうゆう物か、又その組立ての簡単さをご紹介しました。
客車1両分に必要なASSYは…
①「ボディ」ASSY…車体(屋根、クーラー、窓ガラス、貫通幌等のパーツを組込み済み)
②「床下セット」ASSY…車台(床下器具、室内壁・イス等内装、集電端子、
テールライト点灯仕様はライトユニット、集電シュー、スイッチ板を組込み済み)
③「台車」ASSY…台車(車輪、集電端子、カプラーを組込み済み)
…の3つで一式となります。
始めのうちはASSYパーツの購入には不安があるかもしれませんが、上記の通り組立てはとても簡単でボディ・床下セット・台車の3つをパチパチとはめるだけ、ものの数分で完成します。私の様なN初心者でも簡単に出来ました。
元々車両は、ユーザーが自分で室内灯の組み入れやカプラーの交換をする事を前提に、簡単に組立て・分解が出来る様に作られています。又、完成品の製造効率を高める為にも簡単に間違えなく組み上がる様に設計されています。
ASSYで購入するメリットは言うまでもなくセット品の中から好きな車両だけを単品で入手できる事です。デメリットは欲しい時に買えない事でしょうか。(確実に入手するには予約を推奨します。)是非、ASSY購入にチャレンジ(?)してみて下さい。この記事が参考になれば幸いです。
2018年2月記載/2021年10月30日追記(カトー)
・メールアドレスは公開されません。ニックネームは公開されます。