~始めてのNゲージ固定レイアウト~
Nゲージ初心者の為のサイトです。蒸気機関区メインの固定レイアウトの完成を目指しています。
■TOMIX 3205ヤード照明灯(LED)
TOMIX 3205ヤード照明灯のレビューです。
「レイアウト上の駅構内、車両基地、操車場(ヤード)などに良く似合う照明灯です。
光源が電球から白色LEDに、リニューアルされました。」
※メーカーHPより
・セット内容…ヤード照明灯(LED)本体
・寸法(mm)…W37×D37×H165(台座含む)
・税抜き定価…4,600円
機関区や客車区、貨物ヤード等に良くあうストラクチャーです。
直流12Vにより、3つの白色LEDが点灯します。ナイトシーンを再現するには必須アイテムです。
勿論、点灯せずレイアウトに設置するだけでもそれらしくなります。
完成品なので特にパーツはありません。
本体に電源コード(約118cm)が付いています。
ライト部のディテールです。
塔の上に2灯、中ほどに1灯あります。
電源(TOMIXパワーユニット)との接続には
別途、5818変換分岐コード(約70cm)が
必要となります。
この分岐コードには照明灯を最大8個まで
接続出来ます。
TOMIX
KATO
延長コード
(24-826)
KATO
アダプター(24-829)
5818変換分岐コード
私はKATO製パワーパックしか所持していないので、別途KATOアクセサリーアダプター延長コード(24-826)とKATOアクセサリーアダプター(24-829)を購入しました。
TOMIX
5818変換分岐コード
KATO
延長コード
(24-826)
照明灯(TOMIX)→変換分岐コード(TOMIX)→アクセサリーアダプター延長コード(KATO)→アクセサリーアダプター(KATO)と接続します。
勿論、TOMIX変換分岐コードとKATOアクセサリーアダプター延長コードはそのままでは繋がりません。
そこで直接結線します(笑)。
両ケーブルのつなげたい側のコネクターを切断します。
リード線をむいて白線側どうしを繋げます。
ビニテを巻いて絶縁し、とりあえず完成です。
※もし同じ加工をする場合、
TOMIXコードとKATOコードの直接結線は自己責任で行って下さい。
万が一閲覧者に不利益があっても一切関知できません。
これで照明灯(TOMIX)→
変換分岐コード(TOMIX)→
アクセサリーアダプター延長コード(KATO)→
アクセサリーアダプター(KATO)
と繋がりました。
あとはアクセサリーアダプターを
KATO製パワーパックに接続すれば
電源供給(直流12V)できます。
6、完成
KATO製パワーパックから給電し、
点灯してみました。
正面から見ると眩しいくらいに明るいです。
惜しむらくはLEDの取付け角度が「水平」な為、部屋の壁をメインに照らしてしまう事です。
10~15度、光軸を下げれば、レイアウトの「地面」を効果的に照らせるのですが。。。
旧型の電球仕様の時は問題なかったので
しょうが、LEDは照射角が狭いので肝心のレイアウトを上手く照らしてくれません。
機関庫後ろのブラインドが青白く照らし出されています。
LEDは基盤と手すりで二重に固定されているので、ユーザーが角度を変えるのはかなり困難そうです。
別途3rdメーカーのLEDを増設した方がむしろ簡単そうです。
又、後ろ側も盛大に光ります(笑)。
何らかの遮光が必要のようです。
7、評価★★★
機関区のナイトシーンを盛り上げてくれる必須アイテムですが、LEDの取付け角度が水平な為、光軸が 肝心のレイアウトから上にずれてしまいます。
開発者はレイアウトに置いて点灯してみたのでしょうか?部屋の壁を照らして欲しいユーザーなどいないと思いますが。。。光量はあるのにちょっと残念な仕様です。
又、裏から見ると、基盤回路が丸見えなのも減点です。
TOMIXの車両の精密さに比べると同じメーカーとは思えません。
台座の裏側に納めるなどの工夫が欲しい所です。
他にリーズナブルな同等品がないのでかろうじて★3つとします。
2016年7月記載