~始めてのNゲージ固定レイアウト~
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■KATO 23-224 跨線橋
KATO 23-224 跨線橋のレビューです。
※パッケージ写真より
「鉄骨ビームの主構造に、木製羽目板の壁というよく見られたタイプの跨線橋です。電化区間用、非電化区間用のいずれかの形態を選択することができます。※複線間隔33mm用」
メーカーカタログより
・セット内容…跨線橋1個
・寸法(mm)…W98xD79×H60.5mm(非電化区間用)、H64.4mm(電化区間用)
・税抜き定価…1,700円
昭和中頃までの地方駅に良く合う古い跨線橋です。電化用、非電化用に作り分けが出来ます。
(全高60.5mmか64.4mmか、選択出来ます。電化用は鉄骨トラスの脚が高い土台となり、階段が3段増えま す。※取扱説明書pdfを参照)
23-130ローカルホームセットを複線間隔33mmで対面ホームとした場合、ジャストフィットします。
着色成型プラパーツをネジにより組み立てる「イージーキット」です。
脚の土台と煙除け、窓ガラスパーツはランナー付きです。
土台パーツが、非電化用の低いタイプと電化用の高いタイプの2種類になっています。
本体はランナー無しです。
屋根はダークグレー、羽目板部はこげ茶、
鉄骨部分はライトグリーン、階段はグレーの成型色になっています。
例によってシールが同梱されていますが、跨線橋に貼る物はあまりないようです。
組立てはビス止めで簡単にできます。
これはイージーキットを名乗ってよいキットです。(笑)
水平部分と2つの階段部分はツメで引っかかっているだけです。
6、完成品(仮組み)
仮組みなので窓ガラスと脚の台座は組んでいませんが、いい雰囲気です。
むしろ田舎の跨線橋は、ガラス窓が無いタイプも多かった気がします。
側面のフォルムもGood。
後ろ姿も鉄骨ビームのトラス構造がシャープで文句なしです。
鉄骨のボルトのディテールもちゃんと表現されていて好感が持てます。
やはりこういう所が作り込まれていると全体も精密に見えます。
「美は細部に宿る」ですね。
複線間隔33mmのKATO 23-130ローカルホームセットに乗せてみました。
ドンピシャです。
やはりガラスパーツは無しの方がより昔っぽく感じます。
欲を言えば、片側の階段の向きを反対にしたZ形、水平部を2連にしたヨ形などにも拡張出来る様な工夫があっても良かったかもしれません。
7、評価★★★★★
全体のフォルム、ディテールともにgood、組み立ても簡単です。
KATOローカルホーム(23-130)との組み合わせも完璧です。
こげ茶だと昭和の雰囲気ですが、クリーム色等に塗装すれば現在のローカル線にも合います。
対面ホームを備えた駅には無くてはならないストラクチャーです。塗装を行えば完璧ではないでしょうか。
★★★★★5つです。
2016年5月記載