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■KATO 11-214 LED室内灯クリア (電球色) 6両分入
KATO 11-214 LED室内灯クリア (電球色) 6両分入のレビューです。
●新しい光源素子として注目されるLEDを光源に採用した室内灯に、電球色が登場。
・明るさにムラの無い点灯を実現。
・照明板が薄くなり、屋根の低い車両でも照明板が目立たない構造。
・取付可能な車両は、従来製品(品番11-209/210)と同様で、互換性があります。
・低消費電流(電球の50~60%程度)
・発熱による溶損防止
※メーカーHPより
・バリエーション
11-211(LED室内灯クリア(1両分)…税別定価720円
11-212 (LED室内灯クリア(6両分)…税別定価3,600円
11-213(LED室内灯クリア電球色(1両分)…税別定価720円
11-214 (LED室内灯クリア 電球色 (6両分)…税別定価3,600円
・セット内容…照明板(プリズム状配光板)、集電板(集電シュー)、室内灯ユニット、カラーフィルター
電車、客車等用のLED室内灯です。電球色バージョンなので旧型客車にピッタリです。
1両分(税別720円)と6両分(税別3,600円)がありますが、6両分の方がコスパは良いです。
蛍光灯色(白色)のバージョン(11-211、11-212)もあります。
尚、電球タイプの11-204、11-206、旧式LEDタイプの11-209、11-210と互換性があるので、これらの取付け対象車両にも装着可能です。
6両分として、
照明板(x6)、集電板(x12)、室内灯ユニット(x6)、
カラーフィルター(x6)が入っています。
パーツ単体で見ていきます。
照明板(プリズム状配光板)です。
車体全体に光りを導きます。
室内灯ユニットです。
LED本体と回路が一体化しています。
集電板(集電シュー)です。
1両に2本使うので12本入っています。
カラーフィルターです。
室内灯ユニットに追加することで、間接照明風にできます。
E655系やトワイライトエクスプレス等にピッタリです。
最も暖色系(オレンジ寄り)になります。
まず車両のボディを外します。
集電板を車体の端に2本、差し込みます。
室内灯ユニットを上から指し込みます。
車両によってキツくて入りにくい場合は、集電板の先端の「くの字」の部分を少し平らにすると入り易いです。
この段階で点灯テストをした方が良いでしょう。
OKなら次へ進みます。
旧型客車の場合、照明板がそのままでは入らないので端を1ブロック分切り離します。
又、照明板には左右及び裏表の向きがあるので注意します。
白い印刷面が広がっている側がLEDから遠い側になります。(何故か取説に記載がありません。)
裏表は、白い印刷面がオモテ(上側)になります。
照明板が車体内部でズレない様にゴム系接着剤で軽く固定しておくと、
ボディをかぶせる時に組立てが楽です。
ボディをはめれば完成です。
非常にイイ雰囲気ではないでしょうか。
ちなみに照明板の左右の向きを間違えるとこの様に明るさがLED側に片寄ってしまいます。
照明板が間違った向き
これは照明板が間違った向きです。
白の印刷面が広がった側がLED側になっています。
6、完成品
車両に表情が出ました。
特に旧型客車は色が地味なので、室内灯を付ける事で生き生きします。
7、評価★★★★
取付け作業はさほど難しい点がある訳ではありませんが、取扱説明書は少々判りづらい所もあります。
特に照明板の向きはハッキリと明記すべきでしょう。
ただ、取り付けた効果は素晴らしく車両が生き生きします。
画面奥の室内灯が付いていない車両と比べるとその差は歴然です。(夕方の薄暗い部屋での撮影。)
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又、部屋が明るくてもこれだけ車内の椅子等が判ります。所有する全ての客車に装着したくなります。
取扱説明書が少し判りづらい点と、LEDの価格を考えると少し高価な点をマイナスとして★★★★4つとします。
2016年8月記載